年金だけでは生活費が足りないという状況に気づいたのが遅く、急いで準備してもお金の準備が間に合わないことに焦っている方も多いのではないでしょうか。
老後のお金がなく、支給されている年金が生活保護の条件に該当している場合、生活保護を受けられます。しかし、条件に該当していない場合は、何とかしてお金を工面しなくてはなりません。
お金がないと困っている方が選択できる対策として、以下の4つが挙げられます。
・家族や専門家に相談する
・年金の繰上げ受給を検討する
・年金生活者支援給付金に該当しないか確認する
・持ち家を現金化する
それぞれの対策を詳しく見ていきましょう。
家族や専門家に相談する
お金のない親の老後に不安を抱いている子どもがいる場合には、家族との同居や生活費の援助を相談することで、協力を得られる可能性が高いです。
もし、老後のお金が足りない原因が多重債務の場合、専門家に相談すれば適切な対処法の提案を受けることで、状況の改善を図ることができるでしょう。
年金の繰上げ受給を検討する
老後の資金が足りない、資産運用が間に合わない場合は、年金の繰上げも選択肢の1つです。年金の繰上げでは65歳に受給が開始される年金を60歳まで早めることができます。早く受け取ることができれば、老後の資金不足を補えるでしょう。
ただし、繰上げ受給を選択した場合には、本来受け取れるはずだった受給額が減額されます。そのため、年金を早く受け取れても、月々の受け取れる金額が少なくなる点に注意が必要です。
年金生活者支援給付金に該当しないか確認する
年金生活者支援給付金とは、消費税率引き上げ分を活用し、公的年金などの収入金額やその他の所得が一定基準以下の方を対象に、生活支援を図ることを目的として年金に上乗せして支給されるものです。
年金生活者支援給付金を受けるには、以下の要件を満たす必要があります。
・65歳以上の老齢基礎年金の受給者である
・同一世帯の全員が市町村民税非課税である
・前年の公的年金などの収入金額とその他の所得との合計額が881,200円以下である
上記の要件を満たした場合は、保険料納付期間・免除期間に応じて給金を受けられるので確認してみましょう。
持ち家を現金化する
老後に安心してゆとりのある生活をおくるため、セゾンのリースバックを活用することも今すぐできる対策のひとつです。
セゾンのリースバックを活用することで、住宅ローンの返済・老後資金の準備・まとまった資金の確保が可能です。
そのほかにも相続対策・事業資金の調達など活用方法はさまざま。公的年金だけでは足りないという方におすすめです。
●リースバックとは?
リースバックとは、ご自宅を売却して現金化、売却後も住み続けることができるサービスです。
住み慣れた自宅で生活しながら、まとまった資金を調達することが可能です。
セゾンのリースバックでは、お客様の大切なご自宅をセゾンファンデックスが買い取り、お客様は賃貸として退去せず住み続けていただけます。
セゾンファンデックスが買主となり、直接お客様のご自宅(不動産)を購入いたします。