住宅ローンの審査基準とは

住宅ローンとは

住宅ローンとは、自宅を購入するために組むローンのことです。
契約者や家族が生活を営む拠点となる住宅を購入する目的で利用することができます。他人に貸すための投資用不動産・賃貸物件、生活を営む拠点ではないセカンドハウスなどの購入には原則として利用することができません。
住宅ローンは、一般的なローンと比べると、長期間にわたり低金利で多額のお金を借りることができます。返済期間を長期とすることで、毎月の返済額を低く抑えることが可能になり、高額な持家の取得が可能となっています。
銀行をはじめとする金融機関が提供している住宅ローンと住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して提供している「フラット35」が主流です。
住宅ローンは金融機関がさまざまな審査項目に基づいて審査を行い、安定して返済をしてくれそうな人に返済できそうな金額を貸します。

住宅ローンの審査項目とは

住宅ローンを利用するにはまずは金融機関の事前審査に通る必要があります。住宅は生活に必要なものであるため、住宅ローンの金利は一般的なローンと比べると低く設定されていますが、その分長期間にわたって安定的な返済が求められます。そのため、住宅ローンの審査においては安定した収入があることが重視されます。
住宅ローンの審査項目について、国土交通省のアンケート調査をもとにご紹介します。金融機関がどのような点に重点を置いて審査しているか傾向がわかります。
住宅ローンの主な審査項目については、借入れ本人・物件の両面からの審査がありますが、本人に関する審査項目が圧倒的に多いのが特徴です。
全体を通して見ると、「担保評価」以外は契約者本人に関することがほとんどです。「完済時年齢」「健康状態」「担保評価」「借入時年齢」「年収」「勤続年数」などは、9割以上の金融機関が審査項目として挙げています。
出典:令和2年度・国土交通省「民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」

本人に関する審査項目

「完済時年齢」(99.1%)
「健康状態」(98.2%)
「借入時年齢」(97.8%)
「年収」(95.7%)
「勤続年数」(95.3%)
「返済負担率」(82.6%)
「融資可能額(購入)」(74.3%)

物件に関する審査項目

「担保評価」(98.2%)

住宅ローンの審査に通らないケース

住宅ローンの審査で落とされてしまう原因となる審査項目を解説していきます。事前審査に落とされる理由には、「健康状態」や「勤続年数」「雇用形態」「個人信用情報」「返済負担率」など、本人に関する審査項目のほか、「担保物件の価値」があります。

健康状態に不安がある

一部、任意の金融機関もありますが、ほとんどの金融機関では、団体信用生命保険(団信)に加入することが条件となっています。団信とは、住宅ローンの返済中に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済される制度です。団信はその名の通り生命保険なので、加入に当たっては既往症や病歴の有無を告知しなくてはなりません。疾病や生活習慣病のリスクが高い場合は加入ができませんので、その場合住宅ローンを組むことはできません。
セゾンファンデックスの住宅ローンは団信加入が条件ではないので、健康上の理由で団信に加入できなかった場合でもご利用いただけます。

勤続年数が短い

勤続年数や営業年数が最低2~3年以上は必要という金融機関が多くなっています。勤続年数が短いと収入が不安定であると見なされ、長期間にわたる住宅ローンの返済ができないと判断されてしまいます。
転職したばかりで勤務年数が短い場合には、住宅ローンは組めないと言えます。
セゾンファンデックスの住宅ローンは、勤続年数が短く銀行やフラット35で審査が通らなかった場合でもご利用いただけます。

雇用形態が不安定

不安定な雇用形態である場合には、金融機関からの信用を得にくくなります。基本的には正社員ではないと借入れは厳しく、派遣社員、契約社員、自営業の場合は、収入に安定性があるかどうか厳しく審査される傾向にあります。
セゾンファンデックスの住宅ローンは、銀行やフラット35で審査が通らなかった派遣社員、契約社員、自営業の方でもご利用いただけます。

永住権を持っていない

外国人の方でも永住権を取得すると日本人と同じように住宅ローンを組むことができます。一方、永住権を持っていない外国人の方でも住宅ローンが組める金融機関もありますが、非常に少ないのが現状です。
セゾンファンデックスの住宅ローンは、永住権がない方でも自己資金を多めに準備できれば利用することができます。

個人信用情報に延滞情報が記録されている

個人信用情報とは、各種ローンやクレジットカードなどの取引を記録したものです。スマートフォンの割賦代金の支払い状況なども記録されています。金融機関は信用情報機関に照会し、返済の延滞の有無を調査します。普通に遅れることなくきちんと支払っていれば、まったく問題ありませんが、クレジットカードの支払い遅延などを起こしている場合などは、審査で落とされる可能性が高くなります。延滞情報は支払い完了後5年で消去されますが、不安な方は審査を受ける前に、ご自分で確認しておくことをおすすめします。
信用情報の開示請求について詳しくは、各機関のWEBサイトにてご確認ください。
シー・アイ・シー(CIC)
日本信用情報機構(JICC)
全国銀行協会(KSC)
セゾンファンデックスの住宅ローンは、過去に延滞を起こしていてもご利用いただけます。お客さまの現状を重視し審査いたします。

返済負担率が高い

返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合を指します。
返済負担率の基準は金融機関によって異なりますが、フラット35では「年収400万円未満では30%以下」、「400万円以上では35%以下」と基準を公表しています。例えば、年収400万円の場合、「400万円×30%=120万円」が無理なく返済できる年間返済額の上限だと判断されます。
住宅ローンの返済は何十年と長期に渡るため、 無理なく返せる事が重要です。返済負担率の割合が高くなると、滞納の確率が高いと見なされ、審査を通過することが難しくなります。
セゾンファンデックスの住宅ローンは、自動車ローンやカードローンなどの借入れが多くあったお客さまへのご融資実績もあります。現在の借入残高と担保物件の評価額をもとに総合的に審査いたします。

担保物件の価値が低い

住宅ローンの返済が不能となった場合などに備えて、金融機関は不動産に抵当権を設定します。住宅ローンが返せなくなると、この抵当権によって金融機関が不動産を差し押さえて不動産の売却代金から債権を回収します。そのためにその不動産が売却可能であるか、担保価値があるかについて評価を行います。担保価値が高ければ高いほど債権回収がしやすくなるため、審査では有利になると言えます。一般的に担保物件の評価額は購入金額よりも低くなることがほとんどです。

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住宅ローンの審査に通るには

前章で審査に通らないケースについて説明しましたが、審査に落ちないための対策ポイントを挙げます。

購入希望物件を見直して借入額を減らす

その借入れを完済できるのか、月々の返済に無理がないか、今一度よく考えてみましょう。場合によっては、物件をもう少し安価なものにした方がよいかもしれません。金融機関の審査に通るよう、自身の年齢や収入に合わせた物件選びが必要です。生活に支障をきたすようなローンの組み方は避けた方が賢明です。

頭金をできるだけ準備する

住宅ローンの審査に通るには返済額を減らす必要があります。頭金をなるべく多く用意することも方法の一つです。頭金がなかったり、通常よりも少なめだった場合、お金を貯められない計画性がない人と判断されてしまうことにもなります。

収入合算する

共働きの家庭であれば、ご夫婦で共同してローンを組むこともできます。
夫の年収だけでは希望額の融資が難しい場合は、妻の年収と合算した世帯年収をもとにすれば、より多くの借入れが可能となります。収入合算をして借入額を増やす場合、契約が1本であるため、諸費用の負担を抑えながらも、住宅ローン控除が適用されます。

共同担保を差し入れる

頭金がどうしても用意できない場合は、購入物件以外を担保にすることが可能な場合もあります。ただし、複数の不動産を共同担保にすることで、多額の融資を受けることが可能になるため、きちんとした返済計画のもと判断されることをお勧めします。
セゾンファンデックスでは、ご親族の不動産や相続した不動産、駐車場なども担保にすることができます。

住宅ローンの審査に落ちたら

マイホームを手に入れるためには住宅ローンの審査を乗り越えなければなりません。住宅ローンの返済期間は最長35年と長く、高額の融資ですので、金融機関側も厳しく審査をします。
審査に通らなかった理由は人によって異なりますが、住宅ローンを扱う金融機関は銀行だけでなくノンバンクも数多く存在し、審査基準も異なります。ぜひ複数の金融機関で審査を受けてみることをおすすめします。
銀行やフラット35で借入れが難しい場合は、セゾンファンデックスの住宅ローンにぜひご相談ください。

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セゾンファンデックスでお悩みを解決できます

  • 団体信用生命保険に加入できない
    「持病があり審査が通らなかった」
    「健康診断の結果リスクが高いと判断された」
    などで団信に加入できなかった。
  • 永住権を持っていない
    「永住権がないため住宅ローンが組める金融機関がない」
  • 雇用形態が不安定
    「勤族年数が短い」
    「(契約社員・派遣社員・自営業なので)住宅ローンが組めない」
  • 他のローンが残っている
    「車のローンを組んだばかり」
    「クレジットカードのキャッシングを使っている」
  • 信用情報に延滞履歴が残っている
    「数年前に口座残高が足りず返済が数ヵ月遅れてしまった」
  • 頭金が足りない
    「自己資金は足りないが、購入物件以外に担保提供できる物件がある」

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住宅ローンのよくある質問

  • Q 住宅ローンの融資まで何日かかりますか?

    A

    セゾンファンデックスの住宅ローンは、正式なお申込みをしていただいてから、最短1週間でご融資可能です。

  • Q 銀行やフラット35など金融機関から断られたのですが、相談可能ですか?

    A

    セゾンファンデックスの住宅ローンでは、金融機関の融資条件に当てはまらない場合のご融資実績も多数ございます。
    ぜひご相談ください。

  • Q 親族が所有する不動産を担保に差し入れてフルローンを組むことはできますか?

    A

    セゾンファンデックスの住宅ローンでは、ご親族所有の不動産を共同担保にご融資した実績も多数ございます。
    不動産所有者の方の承諾があれば、お取扱いが可能です。お気軽にご相談ください。
    なお、担保提供される方は連帯保証人としてご契約していただく場合もございますのであらかじめご了承ください。

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