共有名義の不動産でも、不動産担保ローンを利用することはできます。ただし、申込みにあたって条件がある点に注意が必要です。
共有名義の不動産の場合、本人の共有持分だけを売却するのは事実上難しいことがほとんどです。よって、共有する名義人全員が物上保証人になることが融資の条件とされるケースが少なくありません。共有名義人と十分に相談のうえ、物上保証人になってもらう必要があります。
ただし、金融機関によっては共有持分のみ担保に設定できることもあります。融資を受ける本人の共有持分だけを担保とした場合、不動産の自由度が下がってしまうのは否めません。よって、担保評価額としては本来の価値よりも下がってしまう可能性が高いのです。
▼共有名義の不動産を担保にする場合のポイント
・共有名義の不動産で不動産担保ローンを利用することも可能
・名義人全員に物上保証人となってもらうのが一般的
・共有持分だけを担保に設定すると担保評価額が下がる可能性が高い
〇セゾンファンデックスの不動産担保ローン
セゾンファンデックスの不動産担保ローンでは、共有名義人の方に物上保証人になっていただければ、共有名義の不動産でも融資可能です。
〇決算内容よりも担保価値や事業計画を重視!
銀行などの金融機関では、不動産の担保価値よりも決算書の内容を重視しますが、セゾンファンデックスの不動産担保ローンでは、決算書よりも不動産の担保価値や今後の事業計画や返済計画を重視します。
したがって、創業して間もない場合や赤字決算の場合でもご相談可能です。
〇銀行では扱わない物件でも利用が可能!
不動産担保ローンは、不動産評価額に掛目を設定し融資されます。
セゾンファンデックスの不動産担保ローンで担保にできる不動産は、2番抵当、3番抵当、借地権、家族所有物件・・・など銀行などの金融機関では扱わない物件でも可能です。
銀行がすでに抵当権をつけている場合にも、それ以降の順位で抵当権をつけることで融資を受けることもできます。
〇銀行では難しいケースでも対応可能!
セゾンファンデックスは、銀行とは異なる審査基準で決算内容や業歴は問いません。全国対応・来店不要・ご親族の不動産も取扱い可能です。
長期借入れで資金繰りがラクになります。
今回解説してきた通り、共有名義の不動産は売却や不動産担保ローン利用時にさまざまな制約が生じることが考えられます。事業資金の融資を受ける際には、柔軟な不動産評価が可能な調達先を選ぶことが大切です。