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リースバックの買取価格や家賃の相場は?2つはどういう関係?

自宅を売却し、まとまった資金を得たあとは、家賃を支払いながら売却した家にそのまま住み続けることができるリースバック。今回は、リースバックの買取価格の相場や家賃相場、そしてこの2つの関係性について解説します。これからリースバックのご利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

目次
  1. リースバックの買取価格の相場
  2. リースバックの家賃相場
  3. リースバックの買取価格は高い方がいいとは限らない
  4. 買取価格を上げた方がいいケース、抑えた方がいいケースとは?
  5. リースバックでは買取価格、家賃以外にも大事なポイントがある!

リースバックの買取価格の相場

一般的にリースバックの買取価格は、市場価格の60%〜80%程度になるケースが多いといわれています。また、地域によっても相場が異なります。都市圏であれば不動産の流通性が高く、総じて買取価格が高くなる傾向がありますが、不動産の流通性が少ない地方などでは買取価格が低くなる可能性も否定できません。

さらに、物件の状態や物件の存在する地域の賃料相場、お客様のお支払い可能額などをもとにして総合的に判断されます。

リースバックの家賃相場

リースバックでは、賃貸物件とは賃料の計算過程が異なるため、家賃の相場は同じ条件の物件と比較するとやや高くなる傾向にあります。

リースバックの年間の賃料相場は、一般的に買取価格の10%程度といわれています。リースバックの家賃は賃貸市場の相場ではなく、不動産の買取価格から算出するケースが多くみられます。
その場合、リースバックの家賃の計算方法は、「買取価格×10%程度」です。この金額を12で割ったものがひと月の家賃になります。

買取価格が1,000万円で、年間賃料を10%と想定した場合のひと月の家賃
1,000万円×10%÷12ヶ月=83,000円(100円以下切り捨て) 

賃貸の戸建ては、都心に近づくにつれてマンションと比べると物件数が圧倒的に少ないので、そう簡単に希望に合う条件の物件が見つかりません。希望条件に合う物件が見つかったとしても、すぐに埋まってしまう可能性もあります。
したがって、戸建てに住み続けたい場合、通常の売却では次も同じような物件に住める保証はないため、多少家賃が上がったとしても、リースバックを利用するメリットは大いにあるでしょう。

リースバックの買取価格は高い方がいいとは限らない

リースバックの買取価格と家賃は天秤の関係にあります。買取価格が高い方がいいとは一概に言えず、逆に買取価格が低いことで得られるメリットもあります。
リースバックを利用するにあたっては、買取価格が高い場合と低い場合、双方のメリットをみて最終的な利用を考えるようにしましょう。

(1)買取価格が高いことによるメリット

買取価格が少しでも高ければ、それだけまとまった資金を得られることになります。高く売れた分、使い道も広がるでしょう。シニアの方の場合は、老後資金として貯蓄しておくほか、セカンドライフを楽しむ資金などに充てたりすることもできるかもしれません。

ただし、買取価格と天秤の関係にある家賃も上がることに注意が必要です。
買取価格1,000万円と1,500万円を、上記で紹介したリースバックの家賃の算出方法で比較してみると分かります。
1,000万円×10%÷12ヶ月= 83,000円(100円以下切り捨て) 
1,500万円×10%÷12ヶ月=125,000円

(2)買取価格が低いことによるメリット

買取価格が低いことにより、買取価格と家賃は天秤の関係にあるため、毎月の家賃を抑えることができます。
また将来買い戻す際の金額を抑えることができるというメリットもあります。

買取価格を上げた方がいいケース、抑えた方がいいケースとは?

〇買取価格を上げた方がいいケース

一時的にまとまった資金が必要なケースや、住宅ローンの完済を目的としてリースバックをご利用されるのであれば、買取価格を重視し、住み替えも視野に入れることをおすすめします。

〇買取価格を抑えた方がいいケース

売却した家に少しでも長く住み続けたいと考えるなら、買取価格が安くても家賃を低く抑えられる方がいいでしょう。

このように、買取価格、家賃それぞれだけで判断するのではなく、将来を見据えた長い目で考えることが大切です。

リースバックでは買取価格、家賃以外にも大事なポイントがある!

リースバックを利用するにあたって、買取価格や家賃以外にも大事なポイントがあります。それらのポイントをしっかりと確認おきましょう。

大事なポイントとは、
・諸費用が抑えられるか
・リースバック会社への信頼感があるか
・長く住めるか
などです。

諸費用がどのくらいかかるかで最終的に手に入るお金が変わります。そのため、いかに諸費用を抑えられるかを考える必要があります。

また、リースバックは売却して終わりではありません。その後は賃貸借契約を結び、家賃を支払いながら家に住み続けることからも、売却先のリースバック会社と信頼関係ができているかどうかも重要なポイントです。

さらに、長くその家に住み続けることができるかどうかも確認しておきましょう。そのためには、賃貸借契約が普通借家契約である必要があります。現在では多くのリースバック会社が定期借家契約を条件にしており、定期借家契約だと契約期間が終了したときにはその家を出ていかなければなりません。そのためにも、賃貸借契約の形態がどうなっているかは重要なポイントといえるでしょう。

セゾンファンデックスのリースバックでは、賃料は物件の状態や地域の賃料相場、お客様のお支払い可能額などをもとに決定いたします。さまざまな諸費用が0円であることや、セゾングループであることの安心感、そして賃貸借契約が原則として普通借家契約であることなど多くのメリットがあります。

●セゾンのリースバックのメリット

セゾンファンデックスは、東証プライムに上場している、クレジットカードで有名な株式会社クレディセゾンのグループ会社です。また、リースバックが広く知られる前の2016年よりサービス提供を行っているため、取り扱い実績も豊富です。
安定した企業基盤と豊富な取扱い実績を背景に、お客様の信頼にお応えいたします。

(1)売買代金は一括でお支払い

まとまった資金が受け取れ、そのお使いみちは自由です。日常生活の費用や医療費・介護費用などに充てることも可能です。

(2)ご契約者様限定サービス

セコムやALSOKなどの見守りサービスを無料でつけることができます。
セコムでは、握るだけで通報できる救急通報ボタンの提供、生活動線にセンサーを設置して一定時間動きがなければ確認する安否見守り、防犯センサーや火災センサーの設置などのサービスを受けることができます。
ALSOKでは緊急通報や救急情報の登録、健康相談などができる専用コントローラーの設置、異常があればガードマンが駆けつける「生活リズムセンサー」の設置、火災監視センサーの設置、などのサービスを提供しています。

(3)さまざまな費用が0円

セゾンファンデックスのリースバックは事務手数料や調査費用、礼金、賃貸借契約の更新手数料不要でご利用いただけます。売買金額は他社と同じでも、諸費用が抑えられたことで手元に残るお金はセゾンのリースバックの方が多かったというお客様の声もいただいています。
また無料査定を行っており、メールだけでなく電話からの問合わせもできるので、戸建てのリースバックが気になっている方はぜひご相談ください。
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おわりに

一般的なリースバックの買取価格は、市場価格の60%〜80%程度であるケースが多く、家賃は買取価格に対する利回りで算出されることがお分かりいただけたと思います。ただし、リースバックの買取価格は、物件の状態や地域の賃料相場、お客様のお支払い可能額などをもとに決定することから、最終的にはケース・バイ・ケースになります。

また、買取価格が高ければいいというわけではありません。買取価格に比例して家賃も上がるため、買取価格を抑えれば家賃を抑えることができます。さらに、家賃を抑える以外にも諸費用がかかりすぎていないか、リースバック会社は信頼できるか、売却後その家に長く住めるかなど大事なポイントがあります。
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