築古物件に投資するデメリットとして、以下の4つが挙げられます。
・修繕費用がかかる
・融資が難しいケースも
・リフォーム費用がかかる
・契約不適合責任を負うリスクが高まる
続いてデメリットを詳しく解説していきます。
修繕費用がかかる
新築物件とは違い、築古物件は経年劣化が進行しているため、頻繁に修繕が必要になります。耐用年数を迎える設備も多く、何かと修繕費用がかかりやすい点に注意が必要です。
収支計画に支障が生じる可能性があるため、どのくらいの修繕費が発生するのかをしっかり把握してから築古物件の運用を始めましょう。
融資が難しいケースも
築古物件は資産価値が新築物件よりも低いです。資産価値が低いということは担保価値が低い、安定した収入が期待しにくいといった印象を与えます。そのため、融資を実行してくれる金融機関は限られ、融資を受けられたとしても融資額が低くなる点に注意が必要です。
融資が受けられない、融資額が低くて資金が足りないなどの悩みを抱えている方には、セゾンファンデックスの不動産投資ローンがおすすめです。
セゾンファンデックスでは、法定耐用年数を超えた物件でも融資を行っています。すでに所有されている投資用不動産や、ご自宅、ご親族所有の不動産を共同担保に設定することも可能です。築古物件の投資を開始するにあたってローンにお悩みの方はぜひご相談ください。
リフォーム費用がかかる
築古アパートや築古マンションなどの賃貸物件では、設備が古い、間取りが現在の需要に合っておらず、それが原因で入居率が低くなっている築古物件も少なくありません。
入居率を改善する、劣化を原因とするトラブルを回避するには、リフォームやリノベーションなどが必要です。リフォームやリノベーションには、多額の資金がかかります。
築古物件の状況によっては、購入時に多額の費用がかかる可能性があるので注意が必要です。
契約不適合責任を負うリスクが高まる
契約不適合責任とは、売却した賃貸物件に何らかの不具合があった場合に売主が負わなくてはならない責任です。もし、賃貸物件に不具合があった場合は、買主は売主に修補請求、代金減額請求、契約解除、損害賠償などを請求できます。
築古物件は経年劣化が進行しており、何かしらの不具合が潜んでいる可能性が高いです。そのため、契約不適合責任を負う可能性が高いという点に注意してください。