POファイナンスは、フィンテック技術の発展によりTranzax社が提供を開始した資金調達方法で、現在は限られた金融機関などでしか利用することができません。
POファイナンスの基本的な仕組みとして、まず受注企業・発注企業・金融機関の3者の協力が必要となります。
企業間の受発注情報を電子記録債権化し、受注企業はこれを譲渡担保として金融機関に差し入れ、金融機関は受注企業に融資を実行します。発注企業は金融機関に代金を支払い、金融機関は融資の返済を行い、残金が生じた場合は受注企業に入金されます。
POファイナンスは受注企業・発注企業それぞれにメリットがあり、受注企業は受注時にお金を受け取ることができるため、運転資金が増加し成長性を高めることができます。
また発注企業は、大規模な案件の場合は前渡金や中間金を支払うことがありますが、受注企業が倒産してしまった場合は貸倒れとなってしまうリスクがあります。
POファイナンスを利用することで、発注企業は前渡金などが不要となるため、受注企業の与信管理が不要となるほか、業務の完了まで支払いを留保できる抗弁権が付与されているため債務の発生を先送りすることができ、財務諸表への影響を抑えることができます。
セゾンファンデックスのPOファイナンス
セゾンファンデックスのPOファイナンスは、東京・大阪のオフィスに来社可能な全国の法人が申込むことができるため、営業エリアに左右されにくくなっています。
融資額は300万円から最大5億円までとなっており、大口の資金需要から金融機関からは調達しづらい短期・小口融資にも対応しています。
また、融資期間は最長3年と長めに設定されており、大規模な案件にも利用しやすくなっています。返済方法は期日一括方式となっており、最後の返済日に元金を一括して払込む形式のため、月々の返済は利息のみとなっており返済負担が小さくて済みます。
このようにセゾンファンデックスのPOファイナンスは急ぎ事業資金を調達したい法人企業の方の資金繰りを強力にサポートいたします。つなぎ資金でお悩みなら、ぜひセゾンファンデックスのPOファイナンスにご相談ください。
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